マットトリガーパラディン

おばあちゃんの家 デジタル・リマスター版のマットトリガーパラディンのレビュー・感想・評価

3.7
家庭事情で田舎の山奥に住んでいる面識の無い祖母の家に預けられた都会っ子のお話
韓国映画版佐賀のがばいばあちゃんと言った感じの映画
公共交通機関であるバスの車内のはずなのに他の乗客をおっつけてデカイ声で会話する老人達、お婆さんにさすがに怒ってもいいよと言いたくなる孫の仕打ちや明らかにご飯、お菓子、おもちゃだけ与えるだけで後は放ったらかしなのが解ってしまう母親には正直嫌悪感を抱いていましたが
酷い仕打ちをされても決して怒らず新しい靴を買い与えたり、電池を買うお金をくれたり、チキンを作ってくれたり、孫を見守る婆さんの優しさに涙腺をやられました。
ひいてしまう部分もありましたがばあちゃんの家にいたあの頃を思い出しノスタルジックに浸りながら鑑賞出来る1本です。