時折見せる印象的なインサートがかなり効いている。心情を表現したかのような雄弁さと美しさが共存している。ワンカットでいながら、流れるカメラワークで人物に寄っていくショットで起伏を生む。
漫画というア…
終映間近にようやく観た。
平日昼間のミニシアター、自由を感じる。
作家であることを理由にろくでもない自分を肯定するタイプの主人公。この手の映画、好きです。しかも最後は闇落ちしてた。「たかが漫画家の…
監督舞台挨拶。
主人公がキツかった。監督は共感というか魅力的なものがあると言われていたけど受け入れられなかったな。
MEGUMIって本当にいい役者で酒の勢いとはいえプロデュース業もこなすなんて本当凄…
まあさすがにあれほどの辛さではないにせよ、ドストエフスキーの『地下室の手記』を読んだ時のような気持ちにさせられた。どないせーちゅーねんという感じだ。
画面も演技も展開も、どよーんと暗く濁っている…
原作は読んでないが、浅野いにおってこととあらすじでかなり楽しみだった作品。
観ていて全然堕ちていけなかったのは共感できる登場人物が居ないから?
こういう映画は観終わって気分が沈むの込みで楽しみなので…
観るか、観ないか躊躇い、観終わって今、重苦しい。
売れれば良いのか。
売れなければ価値はないのか。
繰り返される番宣、動員のための総力戦。ファンでなければ逆効果。売るために感動を演出する側と感動…
高みとどん底の両方を見たことがある人は頷けるんだろうけれど、そこそこに幸せを感じて日々暮らしている私には同調できない。
なんとも別世界すぎて唖然として、実体験に近いものなのか、全くの想像なのか……
…
このレビューはネタバレを含みます
主人公は斎藤工さんのはまり役だったと思います。褒めてます。やはりお芝居安心して見れます。
原作の世界観であれば仕方ないのですが、暗い気持ちで余韻が残り、しんどかったかなと。
それだけメッセージが強か…
©2023浅野いにお・小学館/「零落」製作委員会