みくねえ

零落のみくねえのネタバレレビュー・内容・結末

零落(2023年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

「自由は手段であって、目的であってはならない」

漫画の実写化によくある"漫画っぽさ"が端々に見えて、それを忠実な再現と言う人もいれば違和感を持つ人もいると思う。
深澤とちふゆの田舎シーンがとても好きで、良すぎるあまりあのシーンが私の中ではピークになっちゃって、あれを超えるシーンがないまま終わってしまったから、後半は少し退屈だった。
田舎シーン、映像が良すぎて、あの瞬間が尊くて、何回も頭の中でシャッターを切った。

「バカにも分かるように描いた」の"バカ"がいつも応援してくれていた一番のファンの女の子だったの悲しすぎる。
好きな漫画家が描いた作品は全て良く見えてしまう贔屓フィルターがかかることも、ある。

「君はいつも僕に何かされたような顔をするから〜僕は君に意地悪したくなるんだ」のセリフ、正確に思い出せなくてモヤモヤする。
ネットで検索しても出てこない。原作を買ってみたが原作にはこのセリフが存在していない。うーん、モヤモヤする。
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