Misaco

マッチングのMisacoのネタバレレビュー・内容・結末

マッチング(2024年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

マッチングアプリ関係なくて草。
もうどこから突っ込んだらいいのかわからない。冒頭控室での恩師いきなり滑舌怪しくて甘噛みしてるし。

恋愛偏差値高めな友達に強引にマッチングアプリ登録させられて……うんそれはいい。

その友達がマッチング相手も見定めてくれて、こいつは駄目👆はいこれも駄目👆…
あ、これいいじゃん📱👆💕

えっ……😅

いやいやいや、そこそこ分別のあるアラサー女性があの3B度97%なプロフをこれいいじゃんとはならんて。
こういうのは見た目めちゃくちゃ堅実かつ誠実そうなエリート男子じゃないと説得力が……。

そして話は急遽、本当に急遽輪花のお家事情へと舵を切り、父親の過去の罪へと遡り、物語の世界がどんどん狭まり、アレがアレして、コレが息子で、目的は復讐で、コッチが母親で、うんそうだろうね、だと思ってた分かる分かる……。

マッチングアプリ関係なくて草。

結局メインは一人の男の不実が蒔いた負の因子が脈々と尾を引いておりましたとさ的な話で、マッチングアプリユーザー殺人事件は本当に背景とオチのためだけの添え物だった。
タイトル「赤い四つ葉」とか「因果」とかの方がいいんじゃない。

まあ勝手に『都会で洗練された日々を送るも適齢期に焦りが出て、軽い気持ちでアプリ登録してみよっと☆したらめちゃくちゃヤベ〜男を引っ掛けてしまうイマドキ女子の話』だと思ってた自分も悪い。前情報追うの大事。

でも「赤い四つ葉」や「因果」だったとしても、面白くはない……かな。
グロ描写には力入ってたけど、場面転換が常に無理やり感あって、さっきのあとどうなってこうなってんだよ! みたいなのも多かったし。

モチーフもクリオネなのかクラゲなのかはっきりしてもろて。

そして土屋太鳳の役はどうして私服があんなに野暮ったいのだろう……。
ダラッと伸ばしただけの髪に首の詰まったTシャツにもっさりパンツによれよれのアウター……めちゃスタイル悪く見えるけど……。この子が恋愛苦手キャラだからなのか……?

金子ノブアキにそっっっくりな子役を見つけてきたことがこの映画で一番のマッチング要素だった。
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