明石です

ほんとうに映った!監死カメラ17の明石ですのレビュー・感想・評価

4.6
監死カメラの「名物アシスタント」キンタののんべんだらりとした廃墟レポートを生配信、、のはずが、まさかの怪奇現象が起き行方不明になってしまう。チーム総出で廃墟に向かうも、、という回。集大成にふさわしい破天荒っぷりでした。ただ「スタッフに先立って目立ちたいうという欲丸出しのエゴイスティック菅野」「想像以上に骨ばって弱々しいカトール氏の背中に不安を覚えつつ」とか、ナレーションが悪口製造機になってしまってるのが残念。本来ナレーションは作品に唯一ニュートラルな立場を持ち込めるものなのに、そこでふざけたら(ましてや悪口ばっか言ってたら)作品自体のバランス感が失くなってしまうので、自重してほしいなとは思う。たとえば「こんな状況下で幽霊を映してしまうとは、やはり菅野は幸の薄い男なのであった」とか、「幸の薄い男」を「才能のある男」に替えても全然自然なのに、、つまり悪口をいう必要なんてはなからない。適度なユーモアと過度なユーモアの間の線引きができなかった例。とはいえシリーズ初のキンタさん主人公回で、実は彼女はここでの仕事は⚪︎⚪︎で、本業は⚪︎⚪︎というのも知れて嬉しい。
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