NASAが2003年に火星探査に送った2台のローバーとプロジェクトに関わった人々の物語。
NASAの人々は実際の映像とインタビュー、火星のローバーは再現CGで、それを組み合わせ脚色して仕上げた、というドラマ要素高めのドキュメンタリーではあるのだけど、なんとなく観はじめたらめちゃくちゃ感動してしまった。
少し擬人化が過ぎるかな?と思わなくもなかったけれど、映像で見てる私がこれだけオポチュニティに感情移入しちゃうってことは、関わった人たちがまるで我が子のように「彼女ら」を見るのも当然か、とも。
朝の目覚ましソングの選曲に思わず膝を打ってしまうのは、NASAのスタッフが自分と同年代だからなのだろうけれど、これに泣いた。ABBAもWHAMもビリー・ホリデイもよかったけれど、あのシチュエーションでHere comes the sunはヤバい。