'22 10/30 作品登録していただきました。
「君は孤独を知らない
孤独とは縛りがなくなることだ」
【鉄道員】のピエトロ・ジェルミ監督のデヴュー作で、【サスペンス・ヒューマンドラマ】。
強盗殺人罪で起訴されたピエトロ(ロルダノ・ルピ)の裁判。
目撃者として名乗りを挙げた老人、ジュゼッペの証言により男は死刑判決となるが…。
冒頭、街の喧騒から裁判中へとナレーションで導入。
重要参考人の登場。
そのまま、最終判決に、、
テンポの良い展開で飽きさせない。
食堂でこき使われていたリンダ*と知り合い、連れ出す。
婚姻届を出しに役所へ、、普通は受理されるまで1ヶ月近く掛かるのだが、、運命のいたずらか⁈
有罪か無罪かを引っ張るサスペンス(脚本)ではないが、ドキハラさせるのが巧みな脚本と演出。
つきまとうジュゼッペの存在が、ピエトロを不安、イラつかせるのだ。
↓
ジュゼッペが元で、イライラするピエトロにずっと膨れっ面で沈黙のまま出て行こうとするリンダにビンタ、その後、、‼︎
これは、強迫観念の話だ。向ける先がなくなれば、、
ラストの決心、彼が導いたのだろう、、
ピエトロ監督デヴューは、全てが突出まではいかずも 優しさ が窺える貴重な一作。
*注記
リンダ役、マリナ・ベルティが痩せすぎているが、薄幸美人。
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ACC-253