アドニスの悪ガキ仲間でありムショ上がりのデイムが過去の逆襲でブツカッテクル
待望のクリード3作目！
マイケルBジョーダンの初監督作だしなんせクリードだけに期待値はどう足掻いても上がりっぱなしなんだけど蓋を開けると
「うん、なるほど。」って出来
確かにマイケルBジョーダンの初監督作としてみれば全然素質を感じるし今後も良い映画を撮ってくれそうって期待もできる
ただ過去2作に比べたら心の底から熱くなるシーン不足
確かに熱くなるシーンはある。ただそこに魂が震えるかと聞かれれば正直そこまで
敵役のデイミアンがアドニスに近づいてチャンプをもぎ取ろうとする不穏さとそれを曝け出す後半ジョナサンメジャーズの振り幅のある演技力はよかった。
個人的にヴィクタードラゴのように敵ながら負けて欲しくない！って思えるキャラクターにおける深みが浅い
因縁のリッキーコンランとの再戦はファンとしては熱いしボクシングシーンにアニメ的エッセンスを盛り込んだ演出は過去のロッキー作品として見ると異質でオリジナリティを感じられる。むしろ新しい風を吹かせてて俺的にアリ
ただラストファイトが結構アッサリ終わってしまったのが残念
お互い血反吐を吐きながらプライドをぶつけまくって最終的にデイムにも感情移入しまくって泣いちゃうみたいなのを見たかった！
前作のドラゴみたいな！
今回かなり挑戦的な作品でいわゆる過去作のオマージュがなくてもオリジナルでやっていけるぜって感じでデイムがクラバーとは一切関係ないキャラだったりで新たなサーガとして舵を切ろうとしてるってのは感じた
ただやっぱりロッキーが出てこないのはファンとしては全体的な違和感
面白いんだけど歯痒い…
エクスペンダブルズでいうところの3
ワイスピで言うところのアイスブレイク
トランスフォーマーで言うところのロストエイジ
