刑務所から出所したばかりの幼なじみが、嫉妬に燃え復讐するため、
クリード前に立ちはだかる。
苦悩の表情、岩まとわりつかせたように鍛えた体で何しでかすか不気味さと凶暴性が伝わって怖さがあった。
試合では、二人だけの精神世界が表れて新しい表現をしようとしているが、過去作よりは血が騒ぐような興奮はない。
想像はできるけど、
因縁の相手・デイムの不遇な待遇を受けた人生の説明がもっとあれば、気分がのれたかもしれない。
ただ、クリードが築き上げたものが穏やかな家族との対話で感じられて、幸せそうで何よりだった。
「主は女たち 俺は居候」
「囚人に夢を誰かが与えた」
「過去を断ち切れ自責の念も」
「ガキだっただけだ」