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クリード 過去の逆襲のkuuのレビュー・感想・評価

クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)
3.7
『クリード 過去の逆襲』
原題 Creed III
映倫区分 G
製作年 2023年。上映時間 116分。
『ロッキー』シリーズでロッキー・バルボアのライバルで親友でもあった、アポロ・クリードの息子を主人公にした『クリード』シリーズの第3弾。
アドニス・クリードの前にかつての親友が現れる。
シリーズを通して主人公を演じるマイケル・B・ジョーダンが監督も務め、『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』などのジョナサン・メジャースのほか、テッサ・トンプソンらが出演する。
余談ですが、マイケル・B・ジョーダンは大のアニメ好きだそうで作品への影響が色濃く出てた。
IGNのローガン・プラントとのインタビューで、彼は今作品の戦いがこれまでの作品と一線を画すものにするために、さまざまなアニメを参考にしたそうです。
特に、『はじめの一歩』や肉体とギア・テクノロジーを融合させた 究極の格闘技アニメ『メガロ・ボクス』といったボクシングアニメを参考にし、そして、『NARUTO-ナルト-』や『僕のヒーローアカデミア』などなど。
彼のクリードとダミアンの試合の間には、『ドラゴンボールZ 』の特定のパンチがからんでおり、ジョーダンは、『NARUTO-ナルト- 疾風伝』(2007)でナルトとサスケが演じたクロスカウンターを同様の瞬間に参考にしたといってます。

ロッキー・バルボアと亡き父アポロ・クリードの魂を受け継ぎ、世界チャンピオンの座とともに家族も手に入れたアドニス・クリード(マイケル・B・ジョーダン)。
ある日、出所したダミアン・アンダーソン(ジョナサン・メジャース)が、18年ぶりにボクサーとして彼の前に姿を見せる。
ある事件で刑務所に入り、全てを失ったダミアンは、アドニスだけでなく彼の愛する者たちにも牙をむく。。。

石川県の金沢市は『北陸の小京都』ちゅうと看板を自らが外し、独自の観光都市の形成へ舵を切ってるのは、街を歩けばわかる。
同じように、今作品は偉大なるボクシング映画『ロッキー』にリスペクトはおきつつも頼らない姿勢がやっと見えてきた。
ちなみに、『ロッキー』と『クリード』シリーズで初めて、ロッキー・バルボア役のシルベスター・スタローンが登場しない作品となってます。
彼の不在により、シリーズ全作品に登場しているキャラは登場しない。
まぁ、それだけの理由じゃないけど、個人的には三作の中で今作品が一番善かった。
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