シリーズ3作目。スコアが伸びていないのはやっぱりロッキー、いやスタローン不在が理由だけではないのかも。なんでしょうね。
ストーリーの核には幼なじみとの苦い思い出や家族愛があり、いつものことですがただのボクシング映画で終わってはいません。
そうです、本作は試合よりも人間ドラマ。誰もがひとつやふたつは忘れたい過去や人には言えない秘密がある。そこに共感できます。ラストの主人公アドニスとデイムの会話はいいシーンでしたね。でも試合も食い入るように見ちゃいましたけど笑。ただ、ボクシング映画の試合シーンで観る側を感動させるとなると、もう難しいかなあ。
タイトルの「クリード」の意味を忘れていないのは、ロッキーシリーズのオールドファンも納得ではないでしょうか。母の言葉もですし、ヒゲ面にヘッドギアのアドニスの表情はどこか父アポロと重なりました。白いマウスピースをむき出しにして息を吐くところも。
ただ、観ていて試合シーンは入り込める。でもアドニスにはのめり込めない。ロッキーと比べてはいけないけど(比べちゃいます)、ロッキーほど映画ファンに愛されていない、認知されていないのかな。
確かにアドニスを演じるマイケル・B・ジョーダンの動きやボディメイクはすごいんです。演技もいい。ホント悪くない。
だけどロッキーにはあってアドニスには何かが足りない、としか言えません。いや、むしろ不器用なロッキーが一生懸命だからこそ、観る側の心を揺さぶり愛されたのかもしれません。ハートの違いもあるでしょう。スコアはその辺の差だと勝手に解釈しておきます。
あと
"ダイヤモンド・デイム"は
"ダイヤモンド・デイヴ"に掛けている?
世代ではないけど彼もすごかった!笑
いや、考えすぎですね😆
なんと!!
デイヴは明後日10月10日が誕生日でした!✨
すみません、映画と関係なくて。