このレビューはネタバレを含みます
好きなシリーズの作品だからこそ、酷評します。
このストーリーで「クリード」にする必要があったのか分かりませんでした。
取ってつけたような、あと乗せサクサクな設定で萎えました。
そして何より中途半端!!!!!
ロッキーシリーズの醍醐味といえば、挫折からのトレーニング、そして、試合の中で自分の中の何かを証明するっていうストーリー展開です。
「ロッキー」では自分の存在意義
「ロッキー2」では強い夫と父である自分
「ロッキー3」では真のプライド
「ロッキー4」では友情と最新への抵抗
「ロッキー5」は、、、すいませんちょっとわかんないです
「ファイナル」では息子への証明
そして、「クリード」では「ロッキー」と対比させるように、自分の存在意義を証明していきます。
「クリード2」は、過去との戦いを描いてて、父を殺した相手の息子と戦っていきます
では、「クリード3」は???
過去との戦いにしては、関係が視聴者にとって希薄すぎます。
また、トレーニングも中途半端です。前作で荒野みたいなところに行って武者修行していたのに、今回はスケールダウンしてました。ドラゴの息子も来てくれて、「ロッキー3」のように過去のライバルが助けに来てくれるような熱い展開のはずが、、、中途半端でした。やるなら「ロッキー3」のオマージュとして上裸で海辺を一緒にダッシュしてほしかった。
スタローンなきロッキーシリーズは、麺のないうどんのようでした。てか、ロッキーはどこに行ったの?死んだの?その説明はいるだろ!!!!!