このレビューはネタバレを含みます
クリードも3作目ともなると流石にネタが尽きたか。
クリードも年を取って、対戦相手も昔ワルだったおっさんという何とも地味な戦い。
それでもジョナサン・メジャーズの演技力が凄すぎるので何とか魅力的に映る。
気まずさや後悔や嫉妬、その他諸々を背負った表情が全てを語るし、チャンピオンになった後のパリピぶりもギャップが凄い。
クリードとデイムが戦うきっかけも取ってつけた感があるし、そもそものデイムがチャンピオンになってしまう下りも気分が悪くて醜い。
おまけにクリードも過去の出来事の一端を担っているからどっちもどっちという感じ。
デイム自体が過去の産物であるから、そのツケが襲いかかってくるという意味ではこれ以上ないくらいの敵なんだけど。