Amazonプライムにて鑑賞
ロッキーから続くクリードシリーズ第3弾。
今作は主演のマイケル・B・ジョーダンが監督も兼任。クリード自体が作品毎に監督変わってるので特に影響はなし。
ストーリーはタイトルの通り、過去の清算、贖罪といったところでクリードのifの姿としての敵役をジョナサンメジャースが演じる。
ボクシングシーンはマイケル・B・ジョーダンも言及しているところだが日本の漫画からの影響が大きくリバーブローの演出のはじめの一歩感など分かりやすく引用されてたと思う。ここはあの漫画のあのシーンからインスパイアされてるのかななど考えながら見ると楽しい。
敵役のジョナサンメジャースはやや悪辣に設定し過ぎた感は否めずあくまでボクサーとして栄光や勝利に異常に固執するキャラクターとして描いた方が最終戦も盛り上がったと思う。彼にとってのifであるクリードが家族やロッキーに愛されることで成長してきた背景と対比させたいのは分かるけどやや作りは保守的かなと思う。見守ってくれる女神がいる方が勝つみたいな、あんまり現代的じゃないかな。ロッキーシリーズにこんなこと言うの酷な気もするけど。
あとロッキーが不自然にいない。セリフでの言及もない。制作でのいざこざも表に出てる以上、これは視聴において大変なノイズとなる。仲違いしたんだなって。今後シリーズを続けるなら写真やセリフでの言及ができるくらいには和解してほしいよ。
