冒頭5分のレベルが最後までずっと続けばカンヌでもヴェネツィアでも行けたんじゃないかってくらい興奮させられたが案外ダラダラやってて残念。それでもシャマランとかの何倍もオモロいし、終始説明に徹していた『ミンナのウタ』よりは断然こっち。水と鏡、過去と現在の接続という清水崇印モチーフが今回も反復される。放り投げられた折り鶴が空間を飛び越えて部屋に着地するのとかはさすが。村シリーズには及ばないし『牛首村』のような奇跡は無いけど、ラストの手を繋ぐショット→船のロングショット素晴らしくてよかった。なにわ男子でもGENERATIONSでもなんでも使っていいからやりたい放題やってくれ！と思う。
