波野なみ松

劇場版 センキョナンデスの波野なみ松のレビュー・感想・評価

劇場版 センキョナンデス(2023年製作の映画)
3.5
私がセンキョナンデスにたどり着いたのには、長い流れがある。最初はマキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオのラジオ番組『東京ポッド許可局』にハマった。やがて、プチ鹿島の話がもっと聞きたくて、山梨で放送している『キックス』というラジオも聴くようになり、そこで紹介されたYou Tube番組『ヒルカラナンデス(仮)』も見るようになった。ほぼ最初から見ている。
このヒルカラナンデスが抜群に面白かった。
許可局の3人も絶妙なのだが、ダースレイダーとプチ鹿島の2人が紡ぐグルーヴがすばらしい。お互いの得意分野を尊重しつつ、掛け合っていくドライブ感。
それがヨルカラナンデスになり、選挙特番として街にでかけ、さらには映画になった。
ヒルカラナンデスファン=ヒルマニアとしては、映画の内容はだいたい知っている。
それでも応援したくなるし、見たくなる。
応援する気持ちがありすぎて、客観的に作品として評価できないほど。(だからスコアは適当。)
唯一、映画館で見て、一番「映画」を感じたのは音楽だった。迫力あるベースとドラム、ファンキーで楽しくなるソウルミュージック。2人のロードムービーを彩る音楽としては最高。
続編のオキナワナンデスも映画化されることも期待。
波野なみ松

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