かおる

ノエルの日記のかおるのネタバレレビュー・内容・結末

ノエルの日記(2022年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

母が亡くなってしまった人気作家のジェイコブ。約20年ぶりに実家に帰り荷物の整理をしていると、そこには昔母親がここで働いていたというレイチェルが待っていた。
隣人に聞いてみると、昔働いていたのはノエルという女性で、ジェイコブの父親なら知っているかもしれないという…


クリスマスに纏わる家族の再生と少しのラブ。
隣人のおばあちゃんがアプリですぐに良い人見つけてるのとジェイコブの対比がなんか良い。笑
レイチェルとジェイコブ、絶対くっつくな、というのが初めから感じられたけど、レイチェルにはアランという婚約者がいるのがわかって、友情にシフトするかな、と思ったんだけど…
レイチェルが話す以上にアランが自分の考えで全部進めちゃう人だというのがわかって…いつ別れるかと思ったらその前にベッドインしちゃったのであちゃーという気持ち。とはいえやっぱり、とジェイコブの元を去ったレイチェルだけど、結局ラストはジェイコブのところに来ました!で終了。恋愛の流れは特に目新しさもなかったしそれでいいのかと思うけど、クリスマスものなので良いです。

ジェイコブが父親からどうして彼が母とジェイコブの元から去ったのか(兄のベンジーがクリスマスの飾りをつけようとして木から落ち亡くなり、ノエルも去ると夫婦が支え合えなくなり、母のためにジェイコブまで連れて行くことはできず独りで去った)を聞くことができて、大きく開いた溝を埋めることができたのは良かった。ここ含め、この映画は愛に満ちていた。嫌な人が出て来なかった。

なんだかほっこりしたのでいいです…クリスマス映画は良いな…
かおる

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