坂本龍馬に憧れるヤクザが抗争中に激動の幕末にタイムスリップしてしまうというSF時代劇（？）
同じ作品世界で描かれる「ムービー（映画）」と「ステージ（演劇）」を連動させたプロジェクト「ムビ×ステ」の第5弾「仁義なき幕末」の映画版。
なんだかんだで「ムビ×ステ」は3作品くらい観てます（笑）
勝手な想像だけど、歴史上の人物と邂逅は「群青戦記」から、ヤクザのタイムスリップは「東京卍リベンジャーズ」（←ヤンキーだけども）あたりからの着想のような気もしたり…（笑）
作品としては、任侠モノとしても歴史モノとしても節々に甘いところが見え隠れするけど、特に中盤までは幕末史の上手く絡めてあった印象たった。
ちょっとその我々の知ってるレールから外れたあたりからダレたかな？とも感じたけど、全体的にみたらそんなに悪くないと思う。
ちなみにタイムスリップは〈寺田屋事件〉直前から…。剛力彩芽がお龍役と知っていたので「おおぅ！？」と歴史好きなら何が出てくるのか期待は膨らんだが見事にスカされた…。その後の展開も”事後”かい。しゃあないけども（笑）
