トム・ハンクスが頑固なオヤジを?
まさかあの温厚で明るいトムが?
ところがなかなかピッタリハマってました!
細かいところに口うるさくて、いつも気難しそうな顔して歩いてるおじさん、よーく似合ってる。
この人も痩せたり太ったり、伸縮自在な方ですよねwww
今回は痩せてます。
最愛の妻を病気で亡くし、自分も後を追うつもりで何度か自殺を試みるも、なぜか近所の人に邪魔されなかなか思うようにいかないところ、悲しいのにおかしかった。
このすごくチャーミングな妻との出会いから現在までが、物語の中で交差していく。
妻への愛で生きてきたオットーが、一人ぼっちになったら自分など消えた方がいいと思うのはわからないでもない。
それでもご近所さんたちの優しさ、少々ウザいけどありがたいなぁ。
マリソル。
人懐っこくて行動派で、オットーをいつの間にか自分の世界に引き込んでいく。
基本、愛に溢れた素敵な人なんですよね。
オットーの終活も少し悲しいけどとても上手くいったと思う。
最後は暖かな空気を感じた。
安定のトムの演技があってこそです!