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オットーという男のROのネタバレレビュー・内容・結末

オットーという男(2022年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

涙あり、笑ありでめちゃくちゃ良かったー、という感想。

トムハンクス演じる主人公は気難しく職場、近所からの嫌われ者。

退職時に自分の顔入りのケーキを無惨に切り取られる嫌がらせを受けるほど。

ただ、その裏には妻ソーニャへの深い愛と悲しい過去があることが徐々に語られる。
ソーニャとの別れに悲観したオットーは何度か自殺を試みるが、だんだんと打ち解ける周りとの偶然がこれを阻止する。

最後にはオットー自身が生きる意志と希望を取り戻し、アニソル一家に溶け組んで思い出を作る。
オットーがアニソルに電話を貸して欲しいと依頼したシーンでアニソルが表した率直な感情と、自分を想ってくれる人が周りにいるって幸せなことだとオットーに想いを伝えるシーンは感動だった。

トムハンクスがハマってて心温まる本当に良い映画だった。ソーニャのような奥さんと出会えたオットーが羨ましくもなる物語でした。
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