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オットーという男のjeffk4planのレビュー・感想・評価

オットーという男(2022年製作の映画)
5.0
ポリコレなのに、アイロニック。保守的なのに革新的。

・"老害"から"老益"へ
日本なら老害と揶揄されてしまうおじいさんのお話。
「人生はその人が思った様になる」というのは数多の自己啓発本で書かれていますが、それをまさに再現してくれています。
物事をネガティブベースで考えるか、ポジティブベースで考えるか。その先にあるものを見せてくれます。
登場人物が多国籍だったり、トランスジェンダーの人が居たりと昨今のポリコレを意識した設計で有りながらも、中盤シーンではとても皮肉を込めています。"anyway, follow me"この一言でぐぐっと引き寄せられました。
若い方が見れば、己が老いた時に、オットーみたいになっていないかと自戒することができますし、お年を召した方でしたら、"気づき"のきっかけになれるかもしれません。
是非、映画館へ。por favor.

Q泣けますか?
A私は泣けました。
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