『オットーという男』を鑑賞。
この映画、思いのほか良かった♪
優れた脚本を優れた役者が演じれば優れた作品になる見本のような映画。
これって落語の人情噺みたいな話で立川談志あたりが得意とする演目のようだ。
【idiot】ばかり言ってる爺さん...
映画の始まりでいきなり「SONY」ってタイトルが出るのに、映画内でオットーが使っているラジオがSONY製ではない（笑）確かにシボレーを偏愛する整合性がなくなるもんね。
ところでこの映画、不勉強ながら『幸せのひとりぼっち』という作品のリメイクなのを知らず、後日そちらも配信で鑑賞。
オリジナルの方が回想シーンが多く、話の流れとラストは良かったかな。リメイク版はトム・ハンクスの出演シーンが多い。そりゃそうだ、ギャラが高いんだから( ´∀｀) 車のやり取りではそれぞれの車種の違いが面白いし、隣人の奥さんがイラン系とメキシコ系の違いも大きい。メキシコ人のマリソルのヒスパニックらしい陽気さがこの映画の良いアクセントになっていた。
この映画を観たあとには、なんと言っても
傑作『グラン・トリノ』を観たくなる。
オットーが忌み嫌う「フォード」だというのが面白いよね。トム・ハンクスは絶対にクリント・イーストウッドを意識しているな^ ^
