Sankawa7

オットーという男のSankawa7のレビュー・感想・評価

オットーという男(2022年製作の映画)
4.2
Amazon Prime Videoにて配信開始

スウェーデン映画リメイクだけど、ハリウッドらしく、かなりみんな善人‎色に染る

トム・ハンクス映画にハズレ無し👀🍿*゜

近所でも有名な頑固者の面倒な爺さんOtto、マイノリティのエルサルバドル移民や旦那がパーキンソン病の黒人夫婦、近所のLG BTの子らが彼の裏にある懐の深さと哀しみに気づき晩年に生きる気力を与える。

🇺🇸アメリカの政治とハリウッドは別。
というかある意味対局、移民にも性別認識とかにも日本人が刷り込まれてるほどおおらかな訳では無い。

反面、アメリカの良心ヘンリー・フォンダの後継は彼しかいないと思うほどトム・ハンクスの演技はお見事。
イーストウッドと違い隣の奥さんと決して恋愛しないところが良い😅

亡き妻を想い何度も後追いしようとする鬱感と底抜けな母性を持つ隣の奥さんの母としての強さがたまらなく良かったかな。

そして猫🐱以外にも多くの疑似家族を得ていくOtto、ホッコリと同時にこういう晩年は素敵だと素直に思った。

ハリウッド映画らしき、しつこいほどのお涙頂戴なまとめ方だけど安心してみれる王道感あり。

リアル息子のトルーマンハンクスが若きOttoを演じる。思ったほど似てない、いや似てるけど違うタイプの顔。
若き頃の妻ソニヤ(レイチェルケラー)、とのエピソードも時代感よく出てて好き。
レイチェルケラーはTOKYO VICEに出てるらしいので観たくなった。
Sankawa7

Sankawa7