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オットーという男のAのレビュー・感想・評価

オットーという男(2022年製作の映画)
4.9
スウェーデンのオリジナル版『幸せなひとりぼっち』が大好きで大好きで、アメリカリメイク版のこちらも絶対観ようと思ってた

案の定大号泣、、


ストーリーはオリジナル版とほぼ変えずだけど、切り取り方や魅せ方が違ってまた面白い

オリジナル版はソーニャ、リメイク版はマリソル(パルヴァネ)をキーパーソンとして描いているから見え方が少し違う

ラストだけ少しアレンジがしてあったかな
スウェーデン版は北欧らしい余白と文学的なじんわりあたたかい切なさが好きなんだけど、アメリカ版はわかりやすさと万人受け重視な感じ
ただわざとらしすぎずオリジナル版へのリスペクトも感じられて良かった

私は余白に思いと考察を巡らせるのが好きだし、ひとつひとつのシーンを慈しみたいタイプだから比べるとどうしてもスウェーデン版の方が好きだけど


みんな名前が変わっていたけど、ソーニャはソーニャなんだね
私はソーニャが大好き
オットーはオーヴェに比べて偏屈ジジイ度は抑えめ
猫様、野良猫感がなさすぎてちょっと面白くなっちゃった
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