ゆー

オットーという男のゆーのレビュー・感想・評価

オットーという男(2022年製作の映画)
3.4
ずっと退屈ではあるんだけど泣いた

同じ段階まで自殺に踏み込んだからその部分はわかるけど、他者から見たら自殺の動機とかどうでもいいし
もっと街からあからさまに嫌われててそこに明るい一家がきて心を開いていくっていう
どこにでもある表現の映画を期待してた

別にそもそもそんなに嫌われてないし愛する人を半年前に失って仕事も退職して何をすればいいかわかんなくて自殺なんてよくある事だし、全然厄介者感がたりなかった
作中、後から理由付けはあるけど冒頭からもっともっと嫌われてたり説明がないと最初の自殺のシーンがめちゃくちゃチープに感じる

結局そう言うことを言っちゃう人だから嫌われてるっていう人物像の表現があれば別だけど、最後の最後まで俺は役に立ったって広めろって遺書に書いてるのも引く
変に現代の問題を映像含めて盛り込んでくるのもなんか冷めるしオチまでそれ使ってやるのねって感じだった
泣いたんだけどもう一度は観ないだろうし人にも勧めない
ゆー

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