きゃら

オットーという男のきゃらのレビュー・感想・評価

オットーという男(2022年製作の映画)
3.8
人との繋がりの大切さをシンプルに描いた映画でした。
微笑ましかったり泣けたりと、とても良かったです。

映画の内容は違えどジョン・ウィック、イコライザーに続き、ここにも居ました→大好きな妻に先立たれ悲しみにくれて自分の世界に入ってしまう男性が…。
この映画はそんな主人公の向かいに引っ越して来たファミリーや旧知のご近所さんとの関わりを中心に展開していきます。

何と言ってもやっぱり主人公を演じるトム・ハンクスが素晴らしかったです。
気難しいけど情がありどこか憎めない主人公の姿が演技とは思えないくらい自然で、惹きつけられました。

主人公と妻の若い頃などを描いた回想シーンもとても良かったです。
2人を演じた役者さんも温かみがあって素敵でした。
回想シーンに関して欲を言えば、若い頃だけでは無くその後の夫婦のシーンも見たかったです。

向かいのファミリーの奥さんを演じた女優さんも良かったです。
主人公に電話を貸さないと言うシーンは泣けました。

この映画、当たり前とも言える人付き合いや人との助け合いの大切さを、どストレートに描いているところが好きです☆

主人公の周りの人々は、老若男女、LGBTQの人、SNS世代など色々、人種も色々であるところも良いです。
あのコミュニティ、自分も仲間に入れて欲しいー♡
きゃら

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