最愛の妻を亡くしたことで人生に絶望し、自殺を考えていた潔癖症で気難し屋の男が、向かいに引っ越してきたメキシコ人家族やジェンダーチェンジした隣人との交流により閉ざした心の扉を徐々に開いていく話。
人は誰とも関わらずに生きていくことなど不可能で、人との関わりが人間にとっていかに大切かが伝わる映画です。
トム・ハンクスは流石の演技力。
でも老けたなぁ。
彼の作品もあと何本観られるのだろうか。
そして向かいに越して来たマリソル役の女優さんが素晴らしい。
最初に引越してきたシーンではこんなに重要な役になると思わず、素人のエキストラかと思う位の普通の人感満載なのに、時間が進むにつれてどんどん存在感が増してくる。
今後注目される女優となっていくのかも。
オリジナルは観ていないので、そちらもぜひ観たい。
