fumi

オットーという男のfumiのネタバレレビュー・内容・結末

オットーという男(2022年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

すごく面白かった!!

規則とかルールに沿ってないことが大嫌いな近所のうるさいおじいちゃんみたいなオットー。
最愛の妻、ソーニャを亡くして自殺しようとするが、邪魔がはいったりしてうまくいかない。
ご近所に引っ越してきた家族(マリソルの一家)と徐々に仲良くなったり、成り行きで猫を飼うことになっちゃったり、、、
何度も自殺しようとするけど、邪魔が入ったり妻の記憶がよみがえって生きろと言われたり、、、

めちゃめちゃ無愛想だけど、なんだかんだで困り事には対応してあげるし、マリソルの運転練習のときはしれっと認めてることを伝えてあげるし、妻の教え子のトランスジェンダーの子のことも助けてあげる。

死のうとする度走馬灯のように流れる回想で、ソーニャが死ぬまでのオットーはこんな感じじゃなかったんだなと思うと余計につらかった。

生きると決めてからご近所の家族とも本当の家族のように仲良くなって、自分の子どものために買ったベビーベッドをペンキを塗ってプレゼントしたり、遺産をその奥さんに譲ったり、、、
オットーは不器用だけどすごく優しい人なんだろうなと、、だから最後のシーンは泣けた、、、
どうか天国でソーニャと幸せになれてますように、、

エンドロールの子どもの絵で、オットーとソーニャがカフェで13時に会ってるのも泣けた~~😭😭
fumi

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