<目が覚めたら知らない場所! 隣には死体!>というシチュエーションは、まず間違いなくアメリカ産大ヒット・サスペンス『ソウ』(1作目)にインスパイアされたものだろう。それをどう料理してくれるのだろうか?
序盤、チャヌの人物造形がコミカル・タッチなので「コメディ・テイストなのかな? あまりドタバタされても困る題材なんだけどなあ……」と危惧していたが……
あら? そんなに悪くないじゃない♪ 程よい軽さ。程よい重さ。その塩梅がなかなかによろしいじゃあない♪
……と思ったら、中盤からどんどんとグダグダになっていく……(‐‐;)
ミステリアスな隣室の関係者である美女を演じたチェ・ヒジンが可愛かったのが救いだったけれど……(←でも、個人的には、もうちょっと狐目で細面の方がタイプ♪)
いやあ、もうスジ運びはホントに酷いよ。あの死体(……?)の正体とか、なんやねん? あのUSBメモリは何なのよ? で、結局何にも結果が示されずに迎えるアホみたいな思わせ振りなラストは一体何事? 伏線ぐらい、ちゃんと回収してくれーーーっ!!