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THE FOOLS 愚か者たちの歌のTZKのネタバレレビュー・内容・結末

THE FOOLS 愚か者たちの歌(2022年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

映画の日だから何か見るかと思ってYahoo映画で探していてたまたま見たいのがあって、時間も行けそうだから…という理由で見たのですが予想外に結構よかったです。

FOOLSのことは全く知らなくて途中でWeed Warのジャケットが出てきた時に、このジャケット見たことある!とわかりました。

若い時のボーカルの伊藤耕はカッコよかったけど、音楽的にはそこまで好きにはなれず…。 だけどドラッグで何回も捕まって保釈金も払えずちゃんと何年も服役して…。でも出てくる度に帰ってくるバンドがいてという人生をロックに捧げた愛すべき愚か者たちの映画でした。
出てきた人の中で名前知ってる人は地引雄一さんと甲本ヒロトさんとじゃがたらのメンバーの人くらい。

予告編で汚い生活感ある部屋で歌ってたのを見て少し辟易しましたが、結局その部屋で披露された獄中で作ったという歌がとてもよかったです。
バンドメンバーもどんどん亡くなっていってとうとう、最後にまた不当逮捕されて刑務所に入れられてしまって。でも入る前に録っだボーカルでラストアルバムを作ってという流れは感動的でした。

FOOLS自体の活動は残されたメンバーが「もういい」と語っているので行われてはいないみたいですが各メンバーはミュージシャンとして活動されているし続いている感じはしました。

見終わってライブハウス行きたくなりました。最近日本のロックをちゃんと聞いてなかったのですが、改めてちゃんと聞いていかないといけないな…と襟を正させられるような映画でした。
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