重岡担です。
当方Jホラー大好きで、最近の中田監督の作品を考慮に入れつつ期待せずに見に行ったのですが、悲しいことにそれをめちゃくちゃに下回る映画だったと思います。
推しが頑張って頑張って作り上げてくれた作品を批判するのはとても心が痛いですが、怖い映画を撮るなら怖い映画を撮って欲しいし、そうじゃないなら全力で路線変更してそういう映画を撮って欲しかったです。監督の撮りたいものと世間から求められるものにギャップがあって、その擦り合わせでこういう作風になってしまっているのは百も承知ですが、なんとも煮え切らない感じが悔しい。
原作を読んでいないので再現度等はよく分からないけれど、普通に話が面白くなかったのでなんで映像化したんだろう？と思っちゃいました。悲しい。
登場人物誰1人にも感情移入出来ないまま終わってしまいました。美雪は最初から強火同担拒否女で、蘇った時のビジュアルも引きで見ると全然怖くなくて、どうか怖くなってくれ、怖かったとみんなに思わせてくれと祈っていましたが最後まで叶わずずっと悲しかったです。
霊媒師のくだりは大好きな白石作品っぽくてわくわくはしたけど、それにしても死ぬの早すぎ。もっと応戦が見たかった。
ほかにも色々言いたいことはあるけど、とにかく私の推しだけは最高だったということは言わせて欲しい。パパ役最高！結婚してくれ！
今後は重岡くんがその才能と努力を存分に発揮できて輝ける作品に、お役に出会えますように！お疲れ様でした！！
