渋い!スクリーン一杯に
情感があふれていました
映画に何を求めるか、それは気分や時々で変わるものでしょう
涙、笑い、ハラハラ、どきどき
物語、活劇、スペクタクル、青春、ロマン、エロス、悲劇、贖罪……
この作品は、情感に優れていました✨
グレートーンで、アクションなし、色気なし、で抑えすぎ?なので亜米利加🍟では低評価なはず
180センチ、100㎏の巨躯をゆさゆさと揺らすし、階段では息切れがするので😮💨できれば上りたくない
主演のドパルデュー、素晴らしい👏
優しさと憂いを同時に、ミニマムな表情で一瞬に封じ込めていました
言葉で語らないところが多くて、映像と演技からパイプの煙のように味わう愉しさがありましたし、セリフは最小限のため、高密度でドライな感じでしたね
大袈裟な演出は皆無で、淡麗そのもの 抑えて
抑えて、上澄みにほんのりと本質が薫ってくる
捜査手法は、兎に角「話を聴く」「全てを信じない」「私には解らない」という冷徹なほどの客観に徹していました
そこが素敵なんです✨
ラストの余韻の残し方も、流石です❤️🩹
メグレ警部は、事件が解決するまで1種類の酒しか飲まないと言って、白ワインをちびりちびりやっていました
きっとそれは、辛くてスモーキーな味わい
老名匠の手による古酒の芳香を味わえます
⭐️名探偵ポワロ(ベルギー🇧🇪人)を暗示するひと言
エスプリ?のスパイスちょこっと
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