ももさく

ちびまる子ちゃんのももさくのレビュー・感想・評価

ちびまる子ちゃん(1990年製作の映画)
2.8
まる子のクラスで席替えのくじ引きをする。まる子は少し乱暴な2人大野くんと杉山君と同じ班になってしまう。

大野くん(山口勝平)黒髪イケメン。歌が上手い。喧嘩っぱやく口も悪い。

杉山くん (水原リン、現・真山亜子)茶髪、ソバカスあり。大野くんと共に船乗りになるのが夢。喧嘩っぱやく口も悪く大野くんとは気が合う。

【まる子の家族】まる子、ももこ(TARAKO)お父さん、ひろし(屋良有作)お母さん、すみれ(鈴木みえ、現・一龍斎貞友)お姉ちゃん、さきこ(水谷優子)おじいちゃん、友蔵(富山敬)おばあちゃん、こたけ(佐々木優子)。

他→ブー太郎 (青木和代)たまちゃん(渡辺菜生子)丸尾くん(飛田展男)花輪くん(菊池正美)浜崎くん(柏倉つとむ、カシワクラツトム)関口くん (津久井教生)みぎわさん(ならはしみき)まりちゃん (折笠愛)マキちゃん(浦和めぐみ)よう子ちゃん(天野由梨)とし子ちゃん(三浦雅子)長田くん(中友子)山田さん (小林優子)添田くん(中原茂)児童会長 (松野太紀)女の子A(柴田由美子)体育の先生 (森川智之)戸川先生(掛川裕彦)ヒデじい(茶風林)校長先生(田中亮一)ナレーション (キートン山田)。

子供の頃から、ちびまる子ちゃんの大ファンです。小中学生の頃は、りぼんも買って読んでました。こちらの作品は見た事が過去に1回だけあり、久々の見直し。

今見るとアウトな感じもあるような気もするが、こんな時代もあったあった。

そして何より主役は、まるちゃんだけど他の登場人物全てに個性がありどの人物も目が離せない。

こちらの作品はオラオラ系の男子2人の友情が描かれる。

    「案外海賊になったりして…」

「インドのマハラジャみたいな城でボンドガールをはべらす事なんだ」

「あの2人威張るけど一生懸命なんだもの」

何事にも真剣に取り組んでいるからこその悔しさ、男のプライド、それを見ていた仲間たちも心が痛んでいたり小学生の世界って大人社会と変わらず色々あるよね。

朝練、弟子依頼、運動会の騎馬戦、沖縄民謡、旗に書き足した事、花輪くんのピアノと手品、合唱コンクール、大きな古時計、風邪、クリスマス、冬休み、初詣、おしるこ、みかん、東京、セーラー服、ブー太郎と関口漫才も印象的。

   「ちっとも悲しい歌じゃないよ」

♪天国への〜ぼるおじいさん時計とも〜お別れ〜♪

「おぉっ、わしゃ株が上がるのを祈るのを忘れたよ」

 「そんな所にまんじゅうなんてないよ」

おじいちゃんのやる事がズレてるしバカだけど面白い!。おばあちゃんもおじいちゃんの事好きって家族の前で言えるなんて素敵すぎる〜!ホッコリ〜。

     「知らなかったよ…全然」

  「女のくせにいちいち口を出すな!」

どんなに口が悪くても強がってても熱い想いがあると出ちゃうんだろうな…涙としても。

2人の想像力だけで成り立って、みんなもノリノリで合わせてくれる教室でのシーンも良かった。

「金に糸目をつけなければ不思議な事もできるもんだな」

花輪君が空気読めないけど金持ち丸出しのぼっちゃまでいいんですよねぇ、面白い!。

集合写真にしても懐かしい。今時のアニメも好きだけど、昭和な感じ、やっぱいいな。

余談ですが、フィルマークスって凄い!って思ったのがかなり昔に見たこちらの“大野くんと杉山くん”と“わたしの好きな歌”をずーっと見直ししたくて随分前にあらゆるレンタル屋を探したけどなくて、もう見る事ないんだろうなぁって諦めてたんですけどクリップだけはしといたんですね、そしたらTSUTAYAでレンタル開始の案内が最近フィルマークスから来て驚きました。こんな古い作品を新作としと再入荷でレンタル開始?しかも案内来るんだ!と。TSUTAYAに足を運びましたら新作コーナーに分かりやすく置いてあり数年ぶりにTSUTAYAでレンタルしました。