るたー

それでも私は生きていくのるたーのレビュー・感想・評価

それでも私は生きていく(2022年製作の映画)
3.8
記憶を失ってしまった父の蔵書を見て
『本棚に並ぶ本を見たほうが、いまの父を見るより父らしい』と言うエピソードがすごくせつない

親の病気や、恋人のつれなさ(実は不倫)とか、いくらでも泣き所をつくれるのに余韻そこそこ、さらりと次のシーンに移ってしまうドライな編集が印象的

まだまだ彼女をめぐる困難は続いていくのが用意に想像できるけど、希望の見えるラストでほんと良かった
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