たけちゃん

お熱いのがお好きのたけちゃんのレビュー・感想・評価

お熱いのがお好き(1959年製作の映画)
4.3
誰にでも欠点はあるよ!


ビリー・ワイルダー監督 1959年製作
主演マリリン・モンロー、ジャック・レモン、トニー・カーティス


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
本日は2月14日、バレンタインデーですねぇ(^-^)
今年は嫁から「機動戦士ガンダム」のチョコ、貰いました(笑)
昨年までは「スターウォーズ」のチョコでしたが、僕が大事にしすぎて食べられないので、今年は食べるように釘刺されました……( ¯−¯ )フッ、ザクモタベラレナイ

そんなバレンタインデーですが、この日はそんな甘い話ばかりではなく、恐ろしい出来事もあるんですよね。
それが「聖バレンタインデーの虐殺」とか「血のバレンタイン」と呼ばれるマフィアの抗争事件です。

1929年2月14日、ノースサイドギャングに対しサウスサイドギャングが襲撃し、ギャングの構成員4人と一般人3人が殺害されました。このサウスサイドギャングを率いていたのが、あのアル・カポネだったんです。
犯人たちが警官の格好でパトカーに乗って襲撃したこともあり、大ニュースとなったそうですよ。

そんな日なので、血のバレンタインに因む作品が観たいなぁと考えたんです。最初はアル・カポネの映画にしようかと思ったんですが、やはりバレンタインなので、もう少し楽しいものにしようと思い直し、これをチョイスしました。ビリー・ワイルダー監督作の「お熱いのがお好き」。
どうしてこれを選んだかは、以下の映画レビューにて話しますヘヘッ(´∇`)







さて、映画です。
オープニングが、まさにこの聖バレンタインの虐殺の場面から始まるんです。
それを偶然目撃してしまったトニー・カーティス演じるジョーとジャック・レモン演じるジェリーが、シカゴから逃げるために女装して女性楽団に潜り込むというコメディなんですよね。
よくもまあ、こんなプロットを考えたもんです。
でも、めっちゃ面白い( ˘ ˘ )ウンウン
さすがビリー・ワイルダー。


今回、僕は何十年ぶりかで観たんですが、懐かしいので昔観た吹替版を選びましたよ。トニー・カーティスが 広川太一郎さん、ジャック・レモンが愛川欽也さんです。このコンビ、サイコーですね!
そして、マリリン・モンローは当然、向井真理子さん。でも、どうしても山吹みどり先生を思い浮かべちゃう……(笑)
僕は広川太一郎さんの吹き替えが大好きなので、余計、評価が上がります!

それにしても、トニー・カーティスとジャック・レモンの女装は素晴らしい(ˆωˆ )フフフ…
本当にいそうだもんね。
特に、ジャック・レモン好きの僕はたまらないです。

あと、やっぱりマリリン・モンローね。
今作も可愛らしかったなぁ。普通にしてるだけでも笑わせるキュートなコメディエンヌぶりが魅力なんだけど、この頃はかなり精神的に不安定だったようで、アルコールに走るのが演技じゃない気もするよね( ˘ ˘ )ウンウン
彼女の最高傑作とは言わないけど、間違いなく代表作。オススメの1本ですよ~、ブブッパドゥ。