(別媒体から感想を転記)
2022/12/13
痺れるポスター。どこか『ソナチネ』的。中身はタイトな上映時間を逆手に取るかのように想像で余白を埋めさせる重厚なサスペンス。吉見茉莉奈さんは『ナナメの…
最初の数カットを見ただけで解るセンスの塊みたいな映画。
しかしセンスだけの荒削り感は否めないかなと。
構成や人物相関図は非常にわかりやすく、物語自体は捉えやすい。台詞も少なく、音楽もないが、その…
最初の数カットのインパクトがすごい!
途中から理解を諦めた。
監督の言っていた、わからないと云う事の、快感。わかる気がする。
一切説明しない。
不気味。
気味の悪い、カットの長さ。
ロケ地す…
物流倉庫で働く女性・矢崎舞衣。
職場では会話も無く、淡々と仕事をこなす日々。
ある日、家の鍵を職場に忘れて取りに帰った矢崎は、怯えた様子の女性・中島栞と出会う。
「私、逃げてきたんです」
怪我をした…
啄む嘴 感想
女は車に乗り込む。
逃避のない安息を求めて。
女は車を走らせる。
平凡からの逃避を試みて。
人間は大人になるにつれ
何も見えない
暗闇そのものよりも、
暗闇の中にいる何かしらの
…
© WAGAMAMA FILM | ASATO WATANABE