近所の映画館で鑑賞
正直、お話がうまいこと出来すぎてあまり感情移入できないのですよ。Au revoir! La haut (空でまた会おう)と同じ原作者なので、そんな感じかなあと思ってみたら、騙されてしまった大金持ちの女性相続人の細腕復讐劇。。なんですよね。
だからもともと根本的に感情移入無理。
しかし、この映画ではフェイクニュース、障がい者、小児性愛者、ファシズム、女性へのハラスメント・・・といろいろ突っ込んでますので、ドタバタ劇が楽しいです。
特筆すべきはやはりフランス人女優は顔いじってないわー。それがいい。本当にいじってないから顔のドアップ見てもすごく親近感。多少は色つけててもニコール・キッドマン的つるつるしてなくていい。あとは時代が1929-ファシズム台頭時代ですから美術がいい。お洋服や家財道具などのデコが素晴らしいです。ティーカップ一つでもとてもいい。
久しぶりの映画館だったので点数多め。