とり

花咲ける騎士道のとりのレビュー・感想・評価

花咲ける騎士道(1952年製作の映画)
4.0
リメイクの方をうっかり先に観てしまい、オリジナルは後追いになってしまった。
リメイク版も今風アレンジで爽やかな冒険アクション映画になってて楽しめたけど、主人公のファンファンだけはどうしても超えられない壁を感じました。
ジェラール・フィリップと比べられても困るしかないと思うけど、もうちょっとマシな俳優さん使ってれば良かったのにな。
オリジナルに話を戻して、全編ジェラール大活躍!
ちゃかちゃかとよく動く少年のような彼を眺めるだけで楽しかった。
若くして亡くなったことが惜しまれます。
特にコスプレ衣装の似合うことといったら。
ルイ15世の時代の兵士の衣装を着て剣を持って大暴れするんだけど、群集にまぎれて遠目のショットでもすぐにわかる。
白いタイツもカッコ良く着こなしてるところが何よりも凄い。
スタイルめちゃめちゃいいんでしょうね~。
剣戟シーンもオーバーアクションぎみで夢をかきたてられます。
お話の展開はリメイクとは後半が大きく違ってて、それぞれ楽しめていいと思う。
脇役の良さはオリジナルに軍配が上がるかな。
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