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花咲ける騎士道のkakkoのレビュー・感想・評価

花咲ける騎士道(1952年製作の映画)
4.0
これは楽しい!冒険活劇コミックみたいな筋書きですが、世紀のイケメン、ジェラール・フィリップの陽気でヤンチャなチャラ男の演技がとても良い。ジェラール・フィリップといえば、文芸映画の影のある役やモテモテ2枚目役と思っていましたが、こんなオチャメな役もやっていた。2枚目より野性的で奔放なイタズラ小僧みたいなこういう役の方が魅力的だと思いました。
ジーナ・ロロブリジーダはさすがに西洋美女の迫力満点。
フランス映画にこういうジャンルがあったとは。チャンバラや西部劇、魁傑ゾロなどを彷彿とさせる。
ちなみに、ジェラール・フィリップはこの映画から後ににファンファンとよばれるようになった。
原題はFanfan la Tulipe。
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