ユルくて底抜けに楽しいフランスの剣劇映画。勿論、主演はジェラール・フィリップ!
「肉体の悪魔」「赤と黒」「モンパルナスの灯」など、線の細いどこか憂いのある二枚目という印象が強いが、本作は徹頭徹尾明るいキャラクターで、観る者を惹き付ける。これじゃ劇中、女性たちにモテまくるのも無理なし!
チャンバラ映画だけあって、ジェラールのアクションシーンが盛り沢山で、この人こんなに動けるスターだったんだと感心してしまう。
ジャン・マレーも「ファントマ」見て驚いたが、単なる顔が綺麗というだけの人たちじゃないのだ、この時代のトップスターは。