エイデン

マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャルのエイデンのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

惑星“ノーウェア”
銀河の守護者“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”の面々は、タニリーア・ティヴァン(“コレクター”)からこの星を買い取り、復興作業に取り組んでいた
そんな中、クラグリンは地球ではクリスマスの季節になっていることに気が付き、ピーター・クイル(“スター・ロード”)と今は亡き彼の育ての親で“ラヴェジャーズ”の船長ヨンドゥ・ウドンタの思い出話を語る
それは地球から誘拐されてきたピーターが故郷を懐かしんでクリスマスを行おうとしたところをヨンドゥが台無しにしたというものだった
それを聞いたマンティスは、最愛のガモーラも失い最近落ち込んでいる異母兄弟ピーターに良いクリスマスを贈りたいとドラックスに相談する
するとドラックスは、長年ピーターが語っている地球の伝説のヒーロー、ケヴィン・ベーコンを彼にプレゼントすることを思い付く
早速2人はケヴィン・ベーコンを連れてくるため地球へ向かうが・・・



マーベル・シネマティック・ユニバースのクリスマス・スペシャル短編

銀河を守るヒーローチームとして慌ただしい日々を送るガーディアンズにクリスマスが到来
マンティスとドラックスという、どう考えてもやらかすメンツが、ピーターのために地球へプレゼントを探しに向かう

もちろん何も起きないはずが無く、地球を舞台に大暴れする2人の珍道中はかなり楽しい
そして物語の鍵を握るのは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』から名前だけ登場し、いよいよ本人役での登場となった実在の俳優ケヴィン・ベーコン
彼をプレゼントにしたい2人と、急に見知らぬエイリアン2人に追われることになったケヴィン・ベーコンのやり取りは特に面白い

もちろんそれだけでなく、これまで寄せ集めの“家族”をテーマにしてきた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズらしく、家族にスポットが当たるイベントであるクリスマスにもしっかり組み込まれている
これまでキャラの深掘りがあまり行われていなかったマンティスも名実ともに家族として加わっていくような作品になってる

最近MCUだとやや暗めな展開が多いようや気もしてる中での本作だったので、終始微笑ましく心温まる仕上がりが何とも嬉しい
愛すべきキャラがワイワイと楽しんでる姿だけでも十分満たされる思いになれるので、シリーズ追ってる人は観ましょう
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