"クリスマスを取り戻せ"
今年のMARVELクリスマスムービーは、ヤツらの出番だ。
『ホークアイ』がもう1年前だなんて…と時の早さにやられそうになるが、気を切り替えて”銀河の守護者たち”の聖夜の活躍に目をやるとしよう。
物語は、ピーター・クイル/スター・ロードの幼少期の回想から幕を開ける。
父親代わりとしてピーターを育てたヨンドゥと、クリスマスを巡る悲しき過去…
それを知ったドラックスとマンティスはピーターに「楽しいクリスマス」を届けるため地球を奔走。
我らがリーダーにクリスマスを届けるためならば、窃盗・器物損壊・誘拐なんでもアリ…?
ドラックスとマンティスの二人をメインにお届けする、聖夜のドタバタ・ムービー。
✏️英雄ケヴィン・ベーコン
もうとにもかくにもドラックスとマンティスのハチャメチャコンビの活躍が楽しすぎる45分間。
そんなハチャメチャコンビの活躍で笑いをかっさらっておきながら、GoGらしく「音楽の力」でもきっちりとこちらのハートをわしづかみにする。
そして最後には、これまたGoGらしく「家族愛」で涙を誘う…
(やはり自分はGoG第2作からの流れで、ヨンドゥが絡む話にめっきり涙腺が弱くなってしまったらしい)
惜しむらくは、本人役として本作に出演したケヴィン・ベーコンの存在。
自分が彼のこれまでの功績や映画作品に対してあまり明るくないことか。
恐らく彼のこれまでの出演作品を元にしたネタがセリフや演出のところどころに散りばめられているのだが、それを回収し咀嚼することができないのは忸怩たる思い。
☑️まとめ
とはいえ、自分のようなケヴィン・ベーコン初心者でも置いてきぼりにはならない程度に彼のネタは抑えられているため、不安になることはまずないと言っていい。
一応、本作にてMCUフェーズ4は幕引きとなる。
本作の位置づけも、来年のゴールデンウィークに公開予定の『Vol.3』に繋がっているというものらしく、フェーズ5への期待を高めてくれる作品。
🎬2022年鑑賞数:112(49)
※カッコ内は劇場鑑賞数