マーくんパパ

クリスマス・ツリーのマーくんパパのレビュー・感想・評価

クリスマス・ツリー(1968年製作の映画)
3.3
子を持つ親として余命宣告された子の為ならば親バカと言われようが子の欲しいものは泥棒でも何でもする、というのはわかるけど…。裕福な男親と着飾ったフィアンセに甘えたい放題の別荘生活の設定が涙腺を締めてしまう部分。動物園からの狼2匹強奪や、子供に聞こえる大声で別荘守り番と話すデリカシーの無さや、子や狼守る為とはいえ逸れ馬を殺したりと付いて行けない部分多々あり。子役ブルック・フラーの愛らしさとツリーの横で最後を見守った狼の遠吠えに涙腺少し開放されたけど、ご贔屓監督T.ヤングはホームドラマ系は残念ながら向いていないなあ。