桔梗F

クリスマス・ツリーの桔梗Fのレビュー・感想・評価

クリスマス・ツリー(1968年製作の映画)
4.0
ようやく世間はクリスマスの喧騒が終わり年末モード突入(^o^)

というわけで、号泣必至の素敵なクリスマスムービーをご紹介♪
まあ360日後くらいに観てください!щ(゜▽゜щ)

クリスマスムービーと言ってますが、骨子は「父と息子の家族愛」「反核」映画です。

白血病のため余命6ヵ月と宣告された10歳の少年パスカルと少年の父親や彼を取り巻く大人たちの心暖まる感動ストーリー。

簡単なあらすじは、夏休みコルシカ島に旅行してたパスカルとパパ(ウイリアム・ホールデン)の二人家族。

ヨットで二人で遊んでいたら、パパが海に潜ってるとき原爆搭載の軍用機が沖合いに爆発&墜落…

哀れ、世界で一人だけパスカルくん10才が被爆&白血病に(´Д`)
余命半年。

パパはパスカルくんと別荘で残りのときを過ごそうとするのです(>_<。)

パスカルくんの最後の夢は「オオカミが飼いたい」「クリスマスまで生きたい」でした。

いったいパスカルくんの夢はかなうのでしょうか!?(゜ロ゜;
乞うご期待!

なんでも買える金持ちパパですが、オオカミは売ってません。

なので親友のA.ブールビルと動物園に侵入し、噛まれてケガを負いながらもオオカミ二頭かっぱらってきます。

犯罪ととるか、息子の最後の夢を叶える美談ととるかはあなた次第( ´_ゝ`)

狂暴なオオカミ・アダムとイブとパスカルくんが交流するシーンは必見( ; ゜Д゜)

オオカミって人になつくんですね…
野放しオオカミにパスカルくんが手を出すシーンはハラハラですよ(*_*;

そして、ラストの突き放し感!
さすがフランス。容赦なし!

もう邦画の死ぬ死ぬスイーツ映画制作者はこれ観て演出を学んで(。´Д⊂)

オオカミが泣くんですよ。
いや、ほんとにオオカミが泣くんですって!
信じられますか?もう号泣ですわ(;つД`)

クリスマスも関係ありますが、映画途中、暴れ馬に襲われ、絶体絶命のピンチで助けにくるオオカミ二頭。

そして、ラストのオオカミ遠吠え輪唱…

オオカミに萌え、オオカミに泣く、オオカミ映画としても最高です(゜〇゜;)

というわけで、泣ける名作なので、ぜひ「来年のクリスマス」には家族または友人、カップルで観てください(*´ω`*)

P.S.わたしが買ったDVDは初期生産版で不良品のようです…
セッティングとチャプター画面がなぜか「夕陽に向かって走れ」になるという(;゜∇゜)
これはこれでネタとしておもしろいので交換はしませんが(*^^
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