Nao

クリスマス・ツリーのNaoのレビュー・感想・評価

クリスマス・ツリー(1968年製作の映画)
3.0
10歳のパスカルは、夏休みを父のローランとコルシカ島で過ごした。
或る日、2人が釣りを楽しんでいた時、近くに核爆弾をつんだ飛行機が墜落する。
その日から、パスカルは体の不調を訴えるようになった。
パスカルは、放射能のため白血病に侵されており、医師から余命半年と宣告される。

不自然な設定にちょっと戸惑いがあった。
ある日突然核爆弾が落ちる?
無いとは言い切れないけど、そんなことあるかな?
SFと言い切ってれば納得だが、そうではなさそうだから題材的にどうなのか。
父親は水中にいたからセーフというのも理論的に合っているのだろうか。
しかもそれを公にしないで、最後までパスカルに愛情を注ぎ続けるのって何か複雑。
農機を運転させたり、狼を捕まえて来たり、普通では考えられないことを許したのはパスカルの死を知ってのことだったのかな。
「クリスマス・ツリー」というタイトルを付ける程、クリスマス感はあまり無い作品。
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