magnolia

愛と哀しみのボレロのmagnoliaのレビュー・感想・評価

愛と哀しみのボレロ(1981年製作の映画)
4.4
my world is music

この言葉に尽きる。幸せに生きることに必要なのは、国や人種の区別ではない。。
皆の幸せを破壊する戦争勃発、終結、のあと、各人が喪失を抱えつつ日常を取り戻す(戻せない)過程が、魅せるけど長いな...と思い始めたころに、「それが復興ということなのだ」と震撼させてくれるラストのボレロ。赤十字の下に期せずして集まることになる、彼らの歩みの重たさと力強さ。思わず体が熱くなる。
音楽だけでも耳福。
あれ『white crow』っぽい、と思ったらそのものやった。そうかー。


[ by a song ]
[ ぼくを待つなら、必死で待ってくれ... 皆が待つのを諦めたときも ]
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