ゆずきよ

東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-のゆずきよのレビュー・感想・評価

3.9
久しぶりに長男と二人時間だったので、マリオ以来の映画でも観に行こうかとインディジョーンズかスパイダーマンで考えていた。
ところが子供からの熱烈な支持で東リベへ。
前作観てないし、PG12だし、マリオ観た後の2作目がこれで大丈夫かな…という一抹の不安を抱きつつ、まぁもう人も少ないだろうし、アニメで予習は出来ているから本人観たいなら良いかと選択。
改めて絶対に声を発さない事と固く約束をして映画館へ。

物語は、高校時代の彼女を救うためタイムリープをする北村匠海が、吉沢亮や山田裕貴のいる暴走族へと入隊し間宮祥太朗の策略を潜り抜け彼女を救えるのか?という漫画原作の映画3作目。
私は原作既読、アニメは1期のみ。
息子はアニメを2期まで鑑賞。
今回はその中でも原作屈指の人気エピソード、血のハロウィン編を実写化。
前作観ていなかったが、比較的わかりやすく回想してくれて有難い。話の筋がわかっている人にはそれで十分。
結構早い段階から喧嘩シーン多め。
アクション良いね。
ペヤング美味しそう。
特撮出身の俳優が多いのも個人的には嬉しいです。
ただの喧嘩モノじゃない作品なのだけれど、今作だけ見ればそれほどタイムリープとかは関係無く、良い意味で観やすい映画に。
やっぱり永山絢斗は好きな俳優さんなだけに残念。村上虹郎も良い。
終盤のシーンでは原作を知っていてもグッと来るものがありました。
この先も話は続くけれど、実写シリーズはこれで終わりで良い気がしている。
エンドロールも素敵でした。

映画が終わった後にきちんとお話。
「これは映画や漫画の話だからこんな風に喧嘩をしてはいけないよ」
そう言う私に「そんな事はわかっている」と彼は言う。
「なぐった方も痛いんだし、みんなだって本当はやりたくないんだよ」
そういう事じゃ無いんだけどな、と思いつつも…まぁ良いか。
「どうだった?面白かった?」
と聞くと、当たり前じゃ無いかと呆れた表情をした後に、憂いを帯びて遠くを見つめ「一虎は…カワイソウなやつだよ」と。
それが小学校2年生の感想かい。
色々な映画を観せ過ぎたかな。
ちなみに彼が予告編で一番気になっている作品はMEGザ・モンスターズ2です。

追記・彼は一虎と場地を間違えていました。そうすると意味が全然変わってくるので、素直な感想だったなと少し安心(?)しています。
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