ザ・アサイラム・プレゼンツ作品。
トム・サイズモアさんが主演だと思ったら違った…。クリス・ロックさん似の黒人の兄ちゃんが主演。
記念すべき史上最速の超高速鉄道開通の初日なのに記念式典も無く、お偉方のスピーチなども無く人はまばら…。
マスコミも１社しか来ておらず、鉄オタの集まりもない…。
最先端の超高速鉄道が４両編成くらいにしか見えんし、デザインもダサい…いくら史上最速と言ったってあの収容率ではやっていけんだろうと初っ端からツッコミオンパレード。
指定速度を下回ると爆発という設定は「スピード」の電車版みたいで面白い。
アサイラムにしてはストーリーがワンパターンじゃなく、捻りがあったのが意外で良かったです。
低予算でしかもアサイラムだから仕方ないけれど、列車の脱線シーンが模型まんまなのはねぇ…。管理室も女性１人っていうのは…。
ＣＧはプレステ２レベルで、その他も色々とチープなのはどうしようもないし、テレビ直すんじゃないんだからというような強引な展開も山ほど…。
しかしながら主人公のヒーロー気質がカッコいいですし、アサイラムにしては最後まで飽きさせない展開は良かったです。
ツッコミながら観るのが楽しい９０年代のＢ級アクションテイストで、アサイラムのアクション映画では面白い方だと思いました。しかし…ラストだけは意味が分かりません(笑)
