侍ゆう氏

バック・ビートの侍ゆう氏のレビュー・感想・評価

バック・ビート(1993年製作の映画)
4.6
「音と絵に惹かれたベーシスト、この男のおかげで今がある」

伝説のロックバンド「ビートルズ」がデビューするまでの経緯を映画化した作品
ビートルズが好きなら絶対観ないといけない…感動しまくった。そしてビートルズがまた好きになって感心した。

1960年 英国 リヴァプール
夢見る5人の若者がいた。彼らはギター片手に恋人や家族を置いて旅立った。小さなクラブで毎日疲れ果てるほど歌っていた5人。ある日レコードを出すことになる。それはジョン・レノンの夢であり目標であった…がスチュアートに対して不満を持つポール・マッカートニーと口論、スチュアートは困惑しアストリッドに心を支えてもらっていた…スチュアートには脳に病気を持っていて、次第にそれは彼を蝕んでいき最後はに待つのは……

スチュアート・サトクリフとジョン・レノン、そして写真家でスチュアートの恋人アストリッドの3人に焦点を当てながら、ビートルズがデビューするまでの経緯や裏であった事件などをリアルに描いてる。俳優の顔がビートルズの顔に似ていてあの4人の顔を彷彿とさせてくれる。ビートルズ好きは絶対に泣いてしまう作品、ビートルズを全然知らない人はビートルズが好きになる。挿入歌の1つ1つがビートルズの名曲であり、スタートのきっかけとなった曲ばかり。最後に流れるエンドロールと説明が凄い胸を打たれる…
侍ゆう氏

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