健一

ゴジラ-1.0の健一のレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
4.8
ゴジラと言えば『お正月映画の定番』なんて今だに思っているのは私だけなんでしょうね!😅
「シン・ゴジラ」が真夏に公開された時にはビックリしたくらいだったので。

で本作。

11月3日‼️‼️ 😳

何?この 中途半端な公開日。(恐らく1作目の公開日に合わせてる。)
年始まで引っ張れるの? 
早めに観といたほうが良さそうだ。😅

「ゴジラ」と「実写版風の谷のナウシカ」を作るのが僕の夢。
と昔からおっしゃっていた山崎貴監督の夢が ひとつ 叶いました。😁

「ゴジラ」シリーズを全て観ているワケでは無いので確信は無いのですが、過去が舞台な作品(1945年〜)は今回が初めてなのでは?
戦後直後の日本。なんという設定。
究極の『追い討ち』。


さて本作。 ネタバレあり。


ワォ! なにこれ! ヤバい!😳
大興奮、大感動、大号泣‼️
めちゃくちゃ面白かったんですけど!
『よくやってくれた!山崎監督!』と最大級の賞賛を送りたい。

「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズや「永遠の0」などを手掛けた監督だけのことはある。
ただの怪獣映画に終わっていない。戦争を生き抜き、戦後を生きるそれぞれの人間模様もちゃんと描いていて『戦争映画』としても一級品の出来。
そんな混乱の日本(東京)にゴジラを投入させるという斬新な脚本。
『大した武器もなくどうやって 奴 を倒すんだ?』と誰もが思うだろう。
しかし。見事につじつまが合っている。
「ゴジラ」作品史上 最高のストーリーなのでは。

そして驚きのVFX効果。 😳
かなりハリウッド版「GODZILLA/ゴジラ」を意識している。
それもそのはず。本家日本のゴジラ!
アメリカ🇺🇸に負けるワケにはいかない!
山崎監督の強い意志を感じると同時にハリウッド版に負けず劣らずの仕上がりになっていると思う。

戦時中の日本。多くの方が命を落とした。
戦地での死闘の末、餓死、病死。
空襲や原爆による多くの民間人の死。
そして・・・特攻隊。
『日本はあまりにも命を粗末にし過ぎた。だから今回の作戦は一人の犠牲者も出したくない!』
この時代の設定なのになんと民間人vsゴジラ!
この意気込み!ゴジラとの最終決戦前のこのセリフが山崎監督が一番 今の日本人たちに伝えたいことなのではないだろうか。

怪獣映画好き、戦争映画好き、山崎貴作品好き。
全ての人を納得させてくれる最高の作品に仕上がっていると思う。

『生きて、抗え。』
随所に 生きる意味 のヒントが隠されている本作。

このメッセージ。

あなたには 届いただろうか・・・



2023年 11月3日 公開初日 8:45〜
グランドシネマサンシャイン池袋screen 4 4DX SCX
💺160席
客入り 満席。 👏👏👏

初めて邦画を4DX SCREEN で観た。😁
正解👍。本作の4DX鑑賞はオススメ。
でも、かなりの水しぶき。結構 濡れます。😅

そして・・・

上映終了後には満席の会場から割れんばかりの拍手喝采。👏👏👏
皆さんの満足度が伺える。
健一

健一